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2009年11月25日 (水)

車の荷台いっぱいに絵本を積んで、出発!

日本とラオスのサポーターの皆さまのご支援により、今年度新たに16校の学校にハックアーン*(当会が開設を支援する学校図書室の愛称)を開設する支援ができる予定です。先週末、スタッフが最初の二校にハックアーンをオープンするために、北部のフアパン県に向かいました。途中、シェンクワン県で一泊し、目的地のフアパン県サムヌアに到着するには、丸二日を要します。今回は、過去三年以内に開設したハックアーンも併せて訪問し、利用状況をチェックした上で図書の補充を行います。

Student_volunteersNok_preparing_for_new_ha先週、新しいハックアーンに届ける本や、補充対象のハックアーンに届ける本を用意するため、事務所に併設されている図書館は、段ボール箱と本で足の踏み場がないほどでした。学生ボランティアや親族ボランティア(職員の子どもたちは12月に東南アジア競技大会が開催されるので、学校が長期休み中)の協力のお陰で、なんとか出発の土曜日までに、用意ができました。

Going_to_huapan

ビエンチャンも、最近急に涼しくなったのですが、フアパン県では5度くらいにもなると聞きます。暖かくしていざ北上です。それにしても、スックパンサー、これから10時間以上ドライブするのに、すでにフアパンに到着したかのような装いです。(ラオス事務所 秋元波)

*ラオス語で「愛読」の意味。

2009年11月21日 (土)

これぞ、飛び入り参加

Lpb_1522oct09_chickenラオスの鶏はすべて地鶏で、身が引締まっている。ちょっと街の中心を外れれば、鶏が学校や家の周り、いろんなところでで放し飼いにされていLpb_1522oct09_cat_2る。
だから、ワークショップを開催している県教育局の部屋の中にもこうしてや ってくる。コッコッ、ズズズ(ハチ)、ケッコー(ヤモリ)、ミャオミャオと、ラオスのセミナーは賑やかです。 
(ラオス事務所 秋元)

2009年11月17日 (火)

11月の運営会議を行いました

ラオスのこどもでは、毎月1回、会員、ボランティア、理事、スタッフ等々が集まり、運営会議を行っています。

P1110638s 11月は15日の日曜日に開催しました。今月の運営会議では、イベント(10月のグローバルフェスタ、11月のOTAふれあいフェスタ)の反省会、12月のラオス織物展の準備に関して、9月に開催したスタディーツアーの報告を行いました。

スタディツアーの報告では、写真をプロジェクターで映しながら、ガイドさんから聞いたという男の子が出家するときにお寺にある龍から水をあび、3回まわって外の世界から仏門に入るというお話や生まれた曜日毎に決まった仏(寝仏、手を前にかかげている仏等々)があるというお話、そして、学校を訪問し、ラオス事務所スタッフが行う紙芝居の実演や文字カルタの活動などとてもおもしろかったという感想などを聞きました。

12月の運営会議は20日の日曜日に行う予定です。運営会議はどなたでも参加できますので、関心のある方はラオスのこども事務局(TEL 03-3755-1603 E-mail deknoylao@yahoo.co.jp)までご連絡ください。(東京事務所)

2009年11月13日 (金)

壁に耳あり、床に穴あり?

Cleaning_busters_2先週、タートルアン祭りが終わって間もなく、まだ祭りののんびりした空気が残る頃、ラオス事務所の大掃除をしました。
日本の支援者の皆さんに送っていただいた本や、当会出版の本をきれいに保管するために、今まで物置になっていた部屋を空け、移動することにしました。最近ラオス事務所で作ったばかりの、Tシャツに着替え、マスクをし、27年分の書類や使えなくなったコンピューターなどを部屋の外に出し、ほこりにまみれて掃除をすること数時間。きれいになった部屋の隅に穴を発見。もしかして、、、。

Southa_and_kampee_2Suraphy_and_nami_2

ねずみの穴です。都会育ちの日本人がひとり鳥肌を立てる中、さっそくスタッフのヴィーシアンが木片と、とんかちを持ってきて、穴を塞いでくれました。

After_cleaning_1_2一日では終わらないプロジェクトで、その後地方出張などが入り、まだ、完全にきれいになっていないため、全体の様子をお見せできませんが、オレンジレンジャーの奮闘の末、二階の一部屋が整理されました。 (ラオス事務所 秋元波)

昼の顔、夜の顔

五年ぶりにルアンパバンのナイトマーケットに行ってみると、店の数は増え、どの店も赤いビニールの屋根付きの組み立て式テントを使用し雨もしのげるようにし、前よりも整備されていた。品物の値段を聞くと、タイバーツで返答するところから、タイ人の観光客が多いことがわかる。

まだ、ラオスに来て一週間が経ったところで、二着のシン(ラオ族が着る織物のスカート)を交代交代に着ていたので、その日はシンを買おうと決めていた。地べたにシートを敷き、モン族の細かい刺繍をあしらったバッグや、ベッドカバー、スカーフなどが売られているが、右を見ても左を見ても、皆似通ったものを陳列しているように見え、どの店で立ち止まったらよいのかわからない。品物に目をやるのを止め、売り子さんの雰囲気で店を決めることにした。

売り子さんの顔を見ながらしばらく歩くと、お寺の前に店を広げていた、優しそうなおばさんと目が合った。「スワイデー、スワイデー(直訳すると「助けてください」だが、「買ってくださいな~」という感じ)。」品物に目をやると、私が求めていたようなサワナケート県産であろう木綿の藍染のシンが置いてある。こんなのが欲しかったんだな。

初めて買うシンだったので、相場がわからず、値段の交渉を気長に続け、丈についてもひざのちょっと下くらいがいいかなと悩み(最近は短いシンが流行っている)、おしゃべりをして居座り続けた。「なんの仕事をしてるの」と聞くので、「ラオスの子どもの教育に関わる仕事だよ」と言うと、「それはえらいわぁ、ラオスの子どもたちをこれからも支援してねぇ」と言う。結局、55,000キップ(600円くらい)で、購入。

翌朝、買ったばかりのシンを着て、小学校に向かった。その日は、当会実施のセミナーに参加していていた教員養成学校の教員たちが、小学校で模擬レッスンを行う日だった。土曜日だったが、特別に小学校4年生に登校してもらっていた。「サバイディー」と迎えてくれた先生の中に、どこかで見たことのあるおばちゃんがいる。どこで会ったことがあるんだろう、、、。昨日ナイトマーケットでシンを買ったお店のおばちゃんだ。昼間は先生だったんだぁ。

Lpb_1522oct09_ajaan_class_3「聞いて、聞いて」とさっそくナイトマーケットのおばちゃんが模擬レッスンを行っているクラスにいると、スタッフにリポートすると、私の予想に反し、あまり驚いている様子ではない。聞けば、お菓子を作って夜はマーケットの近くで売っている教員もいてスタッフや講師もスイーツを薦められて買ったとのこと。また、夜間の教員養成学校で教えている先生も多い。セミナーの終了時間が4時を過ぎると、クレームが出るのは、参加者の中には時給の良い夜間の学校で教えている先生が何人かいて、4時半には授業が始まるからだ。大卒の正規採用の教員の初任給の月給が50米ドルいかないが、夜間の学校の時給は20,000キップ(210円)だから、魅力的だろう。そういえば、四年前にラオスを訪れた時に見学した教員養成セミナーで、サムヌア(織物で有名な北部の街)から来た参加者は、カバンいっぱいにシンを詰めてきて空き時間に営業していた。

Lpb_1522oct09_ajaan_shop_2 教員対象のセミナーを開催し、関心の薄そうな先生がいることや、日当の低さにクレームがつくことが気になっていたが、教員をやっているだけでは食べていけない彼らの現実を知れば納得がいく。昼の仕事、夜の仕事、どちらが本業なのかわからないけれど、複数の仕事を掛け持ちし、生活をやりくりするのがラオスの先生たちの日常だ。 (ラオス事務所 秋元波)

2009年11月 6日 (金)

年に一度の大読経会と托鉢

タートルアン祭最終日(11月2日)の「大読経会」と托鉢の模様をお伝えします。

朝の5時から、僧侶や市民が集まり始めると聞いたものの、ホテルやゲストハウスが集まるビエンチャンの目抜き通りは、6時を回っても静かです。さて今日でよかったのだろうか、と思ったのもつかの間、凱旋門を通り過ぎ、タートルアンに近づくと、渋滞する車、警官、托鉢のためのカオニャオ(もち米)や、お供え用の蓮の花、線香を売る売り子さんたちが、すぐに目に入ってきました。

Foreigners皆、一張羅を着飾り、托鉢のための、もち米や花を両手に抱え、集まってきます。外国人だって、パービアン(たすき掛けにする織物)をまといます(ちょっとだけ、銭湯帰りっぽい)。

Barefoot_2例のお坊さんの営業トークが鳴り響く中(この日はさすがに、一本のマイクに営業活動は集約されていました)、托鉢が始まりました。托鉢をする際は、靴を脱ぎます。托鉢の際、鉢に一握りずつもち米を入れ、その前に置いてある蓋には、お札や、お菓子(チョコレートや、もち米をバナナの葉に包み蒸したものなどいろいろ)、飲み物を入れ ます。

NunsNuns_bowl位の低い、尼さんには、この蓋つきの鉢が与えられないらしく、お札ももち米も同じ容器に入れられます。

Bags_of_donations

鉢や蓋がいっぱいになったら、テーブルの下の袋に、お菓子やパックの飲み物などを移します。

Prayers7時になると、読経が始まりました。熱心に祈る人、花を売る人、記念写真をとるポラロイド写真屋さん、いろいろです。

Monks_full_of_rice読経が終わり、托鉢を済ませると、人々は会場内で待機していた、茹で鶏屋さんや、カオプン(そうめんに汁を掛けた食べ物)屋さんで朝ごはん。

Monks_with_bags

お坊さんは、重い荷物を担ぎ会場を去り、出店が集まる会場では読経に替わり、ダンスミュージックが流れていました。

That_luang_and_baloon

朝早くから(または夜更けから)、会場で席取りをする熱心さに、子どもの小学校の運動会へ臨む日本のお父さん・お母さんを思い出し、緩んだ空気の大読経会に、大晦日に、この日ばかりは参拝にと、浅草寺に押し寄Lutus_for_alms_4せる日本人の姿が重なりました。

毎朝托鉢をできない忙しいビエンチャン人も、この日ばかりは早起きをし、仏塔に集いました。さて、一年分の徳が積めたかな?
(ラオス事務所 秋元波)

2009年11月 4日 (水)

お坊さんのアピール

That_laung_and_almost_fullmoon11月2日(月)にタートルアン祭が終了しました。

最終日前夜に遡り、祭りの様子をリポートします。

前回、ラオス事務所が間借りし、絵本を売っているのは会場の中心でないと書きましたが、二回目訪れたときに仏塔タートルアンのすぐ近くで、立地は最高とのことがわかりました。では、足が遠のいているように感じたのはなぜか、、、。

Monk_talk 僧侶たちがマイクとスピーカーを使用し、大音量で、「お布施を納め、徳をつみましょう」と延々と呼びかけ続けているのです。それも一箇所からではありません。各地のお寺がテントを設置し、右のスピーカーから、左のスピーカーから鳴り響いてくるのです。仏教団体に場所を貸してもらったラオス事務所は、そのスピーカーに囲まれていたのです。ステージがテントに囲まれるように設置してあるのですが、MCのマイクの声がお坊さんの宣伝に紛れどこから聞こえてくるのか、わからないくらいです。

ラオスでは、控えめで謙虚であることは、美徳ではないのか?「押しが強すぎては寄付しようと思った人も逃げていくのに」と、ラオス人スタッフに言うと、まるで同感と口をそろえて言います。果たして積極的な営業活動の効果はあったのでしょうか。

Sinxay_performance そんな中、当会が支援している、子ども文化センターの子どもたちが、お芝居したてにした、ラオスの叙述詩「シンサイ」を披露しました。大音量のお坊さんの営業の中、自信に満ちた表情で演技をする子どもたちが印象的でした。

翌日は満月、タートルアン祭の最終日です(一番上の写真の左隅に光るのは月です)。 (ラオス事務所 秋元波)

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