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2010年8月24日 (火)

ウェルカムバック・トゥー・ラオス

猛暑と言われる日本に一時帰国をしました。

日本の夏は、ラオスの乾季に比べればうんと過ごしやすいものでした。ラオスの暑さに鍛えられた私は、羽根布団を首までかけて毎晩ぐっすり眠っていました。

久しぶりの日本を満喫し、10日ほど前にラオスに戻りました。

夜10時ごろ久しぶりの我が家に到着するとなんとなく家が匂いました。

リビングにある黒タイ族の素敵なテーブルクロスがかびていました。毎日、雨降りだったって言うからなぁ。匂いの原因はこれかな、と思ったのですが、甘かった。何があるかわからない、とブレーカーを落としておいたのが間違いでした。電源の切れた冷蔵庫が培養器と化していました。ここからは、皆さんの想像にお任せします。ともかく、ラオスに戻ってからの初仕事は、夜中の培養器清掃でした。なんだか日本がとても恋しくなりました。

Tonbai_2 翌日からは、北部のルアンパバン県とサイヤブリ県に出張でした。図書室運営を活発に行っている小学校の先生や地方教育局担当官を連れて、ピカイチ図書室巡りをし、意見交換をする研修ツアーでした。ルアンパバンからサイヤブリに行く道は、乾季だったら3時間のところ、その日は6時間を要しました。4駆ではないバンは、赤土のぬかるみを進めません。何台ものバスや乗り合いタクシーが立ち往生しているぬかるみに到着し、仕方がないから全員バンから降ります。ニュルニュルの泥道をえっちらおっちら歩きMuddy_road ながら、嬉しくなっていた私は、「ワクワクするね」と近くにいたトンバイ先生(6月に子ども達と一緒に訪日した)に言うと、「何言ってるの、生死に関わることよ」と言います。そう言った彼女は、車から急いで降りるときにすかさず持ってきた太ったきゅうりをナイフで剥いています(ラオスのきゅうりは皮が厚い)。さっき、停まった村で3本5000キープ(50円くらい)だったのよ、と言いながら一切れ差し出してくれます。生死に関わるらしい状況できゅうりを食べるトンバイ先生はすごくおちゃめです。

全員降りても車はやっぱり進みません。こうなったら仕方がない、と男性一同が靴下を脱ぎ、バンを後ろから押し前進させます。普段は、誰が位が高いとか偉いとかこだわるラオスの人たち、サバイバルのためには皆協力します。教育省の職員も、年配の校長先生Cheering も、男性は皆ぬかるみに挑んでいきました。女性は、こういうときは応援に徹します。やっとのことでぬかるみを脱出したときは、まるでワールドカップの応援のような盛り上がりでした。

日の沈む空を前に、あぁラオスに帰ってきたなぁと思い、またデコボコ道を進むべく車に乗り込みました。(ラオス事務所 秋元波)

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