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2010年10月29日 (金)

靴泥棒

Alc_libraryヴィエンチャンの街の中心から、住宅地に移転し、9月半ばにオープンしたラオスのこども図書館は今日も盛況。毎週のべ800人以上の子どもや大人(主に小中高生)が訪れ、800~1,000冊の本が貸出されています。移転後新たに600人以上がメンバーになりました(メンバーカードを作成すると本が借りられる)。たくさんの子ども達が本を借りて行くので、スタッフも新たにタイから買ってきた本や日本の支援者の方々が送ってくださったラオス語訳付き絵本を図書館に登録し、移転以降1,000冊以上の本を新たに図書館に加えました。

Khamphychansyさて、盛況なのは嬉しいのですが、最近多くの子ども達が訪れる中、困っていることがあります。スタッフ、子供たちを今一番悩ませしているのは、靴泥棒。オープンして1ヶ月の間に、靴を紛失した子供が何人もいます。スタッフの新しいサンダルもなくなりました。たいてい被害に遭うのは、新品の靴です。履き古された小さいサイズのコンバース(運動靴のブランド)が残り、新品の大きいサイズのコンバースが失くなったことがありました(盗られた子にとっては小さすぎるので履けない)。前日買ってもらったばかりで、100,000キープ(1米ドル=8,030程度なので約12ドル)したと言います。
Shoe_box_outside「また靴が盗まれたみたい」とスタッフが言うので「色も形も同じなら間違えちゃったんじゃないの?きっと、気づいて明日にでも返しにくるよ」と言う治安の良い国から来た日本人スタッフ(わたし)に、ラオス人スタッフは「わざとに決まっている。」と口をそろえます。おまけに、本を読みに来るのではなくて、靴を盗むためにここに来る子どもだっているのだ、と言う。それは、なかなか物騒です。
New_shoe_box対策として、下駄箱に1人スタッフを置いたほうがいいのではないか、と言う案もありましたがそんな人員の余裕はありません。とりあえず、下駄箱にビニール袋を置いておいて、それに靴を入れ図書館の中まで持ち込めるようにしました。また、階段の下に置いていた下駄箱に加え、貸出しカウンターから見える位置にも下駄箱を設置しました。

Kids_shoes困ったねぇと頭をもたげながらも、いじわるな私は、20年以上働いた中堅公務員の月給がやっとこ100ドル(800,000キープ)だっていうのに、10ドル以上の高級靴なんかねだって親不孝ものめ、失くなってしまってソムナムナー(ざまぁみろ~)、と心の中で思うのでした。罰があたるかしら?

とは言いつつも、下駄箱の私のサンダルが少し心配です。 (ラオス事務所 秋元波)

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コメント

このブログを読んで、鍵付きの下駄箱を買うべきなのかな?、いくら掛かるのかな?…などと考えていたので、OTAふれあいフェスタでのボランティアを終えた後の食事会の時に、話題に出してみました。
そうしたらKさんが、「靴に名前を書いたら良いんじゃないの」。
なるほど。それで抑止効果があるなら、一番シンプルで、安上がりな対策かもしれません。

そういえば、日本の子どもは何にでも名前を書くようしつけられますね。ラオスでも制服の胸元に名前と学年をつけていますが、すべての私物に名前を書くという習慣はないですね。
さっそく提案してみましたが、あえなく書いてもなくなるよ、と言われてしまいました、、、。で、盗んだら自分で履くの?売るの?と聞いてみました。どちらの場合もあるそうです。
誰かの名前が書いてあるのに、履くの?と聞いてみると、消すのなんて難しくないよ、と言われてしまいました。

仏さまは見ているぞ、子ども達よ。

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