強み
こんにちは。インターンの塚本です。
日本は涼しくなってきていると聞きましたが、ラオスは相変わらず暑いです。
日本の皆様は季節の変わり目、体調崩されないようお気をつけください。
さて、私事ですが先日私の母と姉がALCのスタッフや子ども達に会いに来ました。(ほんの少しの時間ですが・・・)
もちろん二人とも子ども達にメロメロで「かわいい!」と。
まだALCに来て2か月ですが心の中ではうちの子気取りで(でしょでしょ!)と満足気な私。
姉は「ラオスのこどもって本当にラオスのこどもなんだねー」と目を丸くしていました。
???
この意味不明な発言で色々考えさせられました。
私はNGOに関わる前、電車やCMで寄付を募る広報を見た時(同じ国に寄付するのに何で団体が違うの?)(同じ分野の支援なのに何で団体が変わるの?)とたくさんの支援団体がありすぎて戸惑ったことがありました。しかしインターンとして関わらせていただくうちにNGOやJICAは支援する、という意味では共通していますが、それぞれの役割は異なり、機能の仕方も異なるということを知りました。
子ども達や先生方と関わる直接的な支援と、国や省庁を介した間接的な支援で区別するとしたら、ラオスのこどもは直接子ども達、学校や子どもセンターの教員との関わりを持つ前者に当てはまると私は考えます。
「ラオスの子ども」と言っても直接子ども達と接触しているわけではないというイメージをもっていたとすれば、姉の言葉にも納得できるような気がします。
これまで様々なNGOが集まる会議に参加させていただき、日本で聞いたことのある団体がこうやって意見交換をしながら協力してきていたのか、と初めて知りました。
何故会議がこんなにあるのだろう、と思っていましたがラオスに来ている日本の支援団体、また各国からの支援団体と同じ目標を持ち、その中で各団体の強みを発揮し、協力しあうためには話し合いの場を持つことの重要性がとても高いのだと気づきました。
そこでALCやALCが支援している施設の個性、強みについて私が感じたこと。
それはALCのリピーターの子ども達を見れば一目瞭然!!
「こどもは大人を映す鏡」という言葉の通りだなとつくづく思います。
ALCに来ると子ども達は「○○、サバイディーと名前を呼んでから挨拶をします。
スタッフは手があけば子ども達とのスキンシップを忘れません。
私も来てすぐに感じたことですが、とても温かみがあって居心地が良い、そんな場所に感じます。
そして、子どもたちはこちらから声をかけずとも、自然とお手伝いをしてくれます。
<図書カード記入>
普段見せるさりげない一面でスタッフと子ども達との信頼関係が成り立っていることが伝わってきます。
こうして日々の中で子ども達と直接触れ合って得られるALCの声は大変貴重なものだと思います。
私もこの最強の強みに少しでも貢献できたらいいな、と思います。
(インターン:塚本 有布子)
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