子どもたちの声
今回のラオス出張の主な目的は、子どもセンター事業の評価として、子ども達やセンタースタッフの声をきくこと。
7月にラオスのスタッフ達が、各子どもセンターをまわり、インタビュー調査を実施してきたが、インタビューや活動視察だけでは捉えきれない子どもたちの声をきくために、「絵地図ワークショップ」という手法を、専門家である田島伸二さんに実施していただきました。(詳しい報告は別途記事にしますので、もうしばらくお待ちください)
今日はその一部を紹介します。
テーマは、”世界で一番楽しいセンター”
まずは、ひとりひとりが頭で考え、それを文字で書き出し、
話し合いながら、同じ意見をグループにし、
大きな紙に貼り付けてから、カラーペンや絵の具で、絵を描く。
1グループ15人以上の子ども達が参加し、とても大きな絵地図になりました。
絵と文字が合わさり、子ども達の希望、期待するセンター像がみえてきます。
運動場が欲しい!
一番人気は”サッカー”。でも、バトミントンやセパタクロー、バレーボールなどいろいろなスポーツが出来る場所も欲しい。スイミングプールもあるといいな。
もっとたくさんの本。 おもしろい本。
もっとたくさんの木。 木陰で昼寝したい・・・という少数意見も。
パソコン、伝統楽器、ピアノ、ギター、いろいろな外国語・・・・
新しいことをいっぱい習いたい!
それらを教えてくれる先生もいないとね。
魚や動物を育てたい。水槽で魚を飼おう。 やっぱりゲーム機もあるといいな。
美味しいレストラン! 送迎バス!
バスがあったら、センターに来やすいし、みんなで遠くにいって、活動できるね。
発表するステージが欲しい。
活動の成果を発表して、テレビなどで取り上げてもらったら、もっとたくさんの人がセンターに来られるようになる。・・・・・と、センターの広報について、考える子ども達も。
これらの声をどう活かすか、それが次のステップ!
~つづく~
(東京事務所:赤井)
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