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2016年12月10日 (土)

学校図書室フォローアップ

サバイディー!ラオス駐在スタッフの政岡です。
いよいよ師走を迎えました。日本では美しいクリスマスのイルミネーションが町中に飾られ、皆さん何かと気忙しい毎日のお過ごしなのではないでしょうか?ここヴィエンチャンでは、日本ほど季節感を感じることはありません。それでも乾期に入って気温がさがり、過ごしやすくなってきました。最低気温が15度を下回ることがないものの、私は朝晩肌寒く感じます。はおりものは手放せません。厚手のジャンパーを着こんでオートバイで走る人も増えています。

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さて、現在実施中の「学校図書室の地域への展開事業」のため、10月末から11月上旬にかけて事業地のひとつヴィエンチャン県ムーン郡を訪問してきました。ムーン郡は首都ヴィエンチャンの中心部から車で片道4時間のところにある、農村部です。
 
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今日は、ムーン郡のポンシヴィライ小学校での図書室フォローアップ活動の様子をお伝えします。
これまでフォローアップ活動は1か所1日が多かったのですが、それぞれの図書室の課題を一緒にしっかりと改善しようと、1か所2日間かけて実施することにしました。

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ポンシヴィライ小学校の校舎と校庭

1日目に学校へ到着したあと、ヴィエンチャン事務所の2名のスタッフは、挨拶もそこそこにインタビュー担当と図書や備品の補充担当に分かれて活動を開始しました。

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左がスタッフのセン、中央と右が図書室担当の先生です。

インタビューを担当したセンは、図書室担当の先生方から学校の基本情報や図書室の利用状況などの聞き取りをします。学校の先生から、この図書室の蔵書1283冊の蔵書のうち、紛失したり破損して使えなくなってしまった本が50冊あるという報告がありました。これらの本はほとんどが人気の民話絵本で、常に誰かが読んだり借りたりしているうちに、ボロボロになってページが抜けてしまったり、見当たらなくなってしまったとのこと。センは、今回新しい本を50冊持ってきたことと、子どもたちには本を大切に扱うようにもう一度伝えるようにしようと、先生方に話します。

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図書と備品の補充は、持参したものとリストが間違えていないか確認したあと、蔵書登録作業を行います。

図書や備品の補充を担当したバンロップは、蔵書登録作業をする先生たちや図書室運営をサポートする図書ボランティア(図書委員)の子どもたちの作業を見守ります。作業をよく覚えていないようなことが起こると、すかさずバンロップは、各図書室に備え付けてある「図書室運営マニュアル」の該当ページを見せながらサポートします。こうした復習をしながら、自分たちだけで作業ができるように支援することもフォローアップ活動の大切な役割です。

図書室は開設したら事業完了ではなく、このようなフォローアップ活動がとても大切です。初めて図書室の運営を担当する先生たちの相談にのってサポートし、新しい本を補充します。活発な図書室では、たくさん読まれた本はボロボロに傷んでしまいますし、読書の楽しさを知った子どもたちは、もっとたくさんの本を読みたがります。新しい本を補充すると、図書室はさらに活気が増します。

各地の学校図書室へ届ける本がまだまだ不足しています。「ラオスのこども」は、子どもたちに人気がある本を出版するため、冬募金を実施しています。<冬募金のご案内はこちら>  皆様、どうぞご協力ください。

それでは、フォローアップ活動の様子の続きはまた次回に!
【ヴィエンチャン事務所 政岡】

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