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2017年1月19日 (木)

学校図書室フォローアップ  その3

サバイディー!ラオス駐在スタッフの政岡です。
前回に引き続き、学校での図書室フォローアップの様子をお届けします。

2日目の朝、私たちが学校に到着すると、図書室担当の先生と図書ボランティアが既に作業をしていました。前日にやりきれなかった新しい図書の蔵書登録作業を、自分たちだけでやっていました。

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自主的に動けているのは、いい兆候です!

子どもたちへのインタビューもおこないます。
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図書室をどのぐらい利用しているか、好きな本は何かを尋ねていきます。インタビューを受ける子どもたちはやや緊張気味・・・。好きな本の題名が思い出せない子には、「その本を持ってきて」というと、一目散に本棚へかけていき、お気に入りの本を見つけ出してきました。
一番人気は民話絵本。特に子どもたちの民族であるモン族のお話『シナーとユウ』は大人気です。

その後、子どもたちには教室へ戻ってもらい、先生を対象にした授業での図書活用研修の開始。今回のフォローアップで特に力を入れている部分です。
絵本の輪読、生物の本を使ったグループワーク、古典の詩の音読、読書感想文など盛りだくさんの内容です。日本ではおなじみの読書感想文ですが、読書が一般的ではないラオスでは読書感想文も馴染みがありません。先生たちは読書感想文を書いたことも読んだこともありません。そこで、今回は簡単なフォーマットで好きな場面を説明してもらう形式を紹介しました。

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先生たち、一生懸命読んで書いています。

全員が書き終わった後、一人づつ発表です。
他の人の読書感想文の発表を聞くことは、自分が知らない本を知るきっかけにもなりますよね?

このポンシヴィライ小学校、実は1年半前にスタッフが立ち寄った時は、あまり活発に活動できていませんでした。図書室は開いているものの本棚の本はぐちゃぐちゃで整理されず、お菓子のごみが散乱している状態。訪問したスタッフは、とても落ち込んで帰ってきました。その後、スタッフ達が交代で2回訪問し、じっくり丁寧にアドバイスしていった結果、状況が改善している様子を今回確認することができました。継続的な働きかけが重要だとあらためて感じます。

【ヴィエンチャン事務所:政岡】

2017年1月17日 (火)

学校図書室フォローアップ  その2

サバイディー!ラオス駐在スタッフの政岡です。
皆様、新年をどのようにお過ごしでしょうか。
さて、すっかり時間がたってしまったのですが、先月書いた「図書室フォローアップ」の様子の続きをお届けします。

1日目の午後は読書推進アクティビティを実施しました。読書推進アクティビティとは、本の読み聞かせや紙芝居の実演、演劇などを通してお話を楽しんだり、授業に本を活用したりすることです。図画工作やダンスなども含めて、子どもたちが本やお話の世界に親しめるように工夫しながら取り組んでいます。
今回は、詩の詠唱、絵本の読み聞かせ、紙芝居、劇と盛りだくさん!
詩の詠唱はピンとこない方が多いと思うのですが、ラオスでは詩がとても人気があります。韻を踏んだ詩に節をつけて、太鼓や手拍子でリズムを取りながらみんなで詠唱するのを「スーン」というのですが、これがとっても盛り上がるんです!

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「オーイオイオイオイ!ヒュー!」とかけ声をかけているところ。楽しそうでしょう?

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子どもたちの目が紙芝居にくぎ付け!

図書室担当の先生方と図書ボランティアの児童に集まってもらい、スタッフが実演して見せたり、コツを伝えたりしながら、先生や児童に実際にやってもらったりします。
これは、先生や子どもたちが普段どのように活動しているかを把握すると同時に、先生方の実力に合わせて、経験豊富なスタッフが新しいテクニックを伝えます。先生方は習ったことをすぐに実践してみることでテクニックを身に付けることができます。

「その3」へ続きます
【ヴィエンチャン事務所:政岡】

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