日本の大学生とラオスの子ども達が学ぶ
2018年2月21日~25日に、四天王寺大学の学生18名が、ラオスの3か所の小学校と子どもセンターにおいて、子どもたちとの様々な活動をおこないました。
小学校では、低学年と高学年に分けて、午前と午後に各1クラスずつ「理科授業」を実施。ラオスではあまり行われていない、実験・体験を取り入れた授業にチャレンジしました。
【糸電話を使った音の伝達を学ぶ授業】
糸電話を一緒に作ってみよう
声を出すと喉もふるえているでしょ?
学生達の多くは、学校教員や国際協力の分野で働く道を目指しており、ラオスでの活動をするにあたって、準備を重ねてきたそうです。
【てこ原理を学ぶ”スポンジ飛ばし”】
長さによって、飛ぶ距離がどのぐらい違うかな?
【水のろ過装置を作る】
濁っていた水が透明になった!
どうして水が透明なったか自分の考えを堂々と発表
どんなに準備をしていても、想定してなかったことが出てくるのが現場です。学生達は、毎日試行錯誤を重ね、工夫した授業をおこないました。
その甲斐あって、どの小学校でも、子ども達は積極的に授業に参加していました。
身近な材料で作れる実験道具に、教員達も興味を持って見ていました。
子どもセンターではミニ運動会を実施。
ちょうど同施設で研修していた教育スポーツ局の職員たちも、休憩時間に、興味津々で見学していました。
1日一緒に過ごすと、分かれるが寂しくなるぐらい仲良しに。
このような取り組みが、ラオスの教育現場の人々に刺激となり、学校での授業に変化が出てくる日を楽しみにしています。
【東京事務所より出張:赤井】