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2018年6月 1日 (金)

ラオスの人との会話

「昨日、いくら支払った?」

出張に行くと、ヴィエンチャンで宿泊する場所は、たいてい同じゲストハウスに泊まる。
事務所からは少し離れているけど、街中で便利なので、同じところにしている。
そして、自転車や車がない日は、ゲストハウスの前に止まっているトゥクトゥク(ジャンボ)=三輪タクシーに乗って出勤する。

何回か利用するうちに、ゲストハウスの前で客待ちをしているトゥクトゥクの運転手のおじさん達何人かと顔見知りになった。
知り合いになると、値段交渉の必要がなく、住宅街でわかりにくい位置にある事務所までの道のりを説明しなくてよいからラクである。ここ数年は、ずっと同じ値段(4万キープ)で行ってくれるのも嬉しい。

ところが先日、顔見知りが居なかったので、初めての運転手のトゥクトゥクに乗った。
事務所近くの道まで来ると、道路工事が始まっていて、通行止めになっていた。
運悪く雨も降ってきて、そこから歩くには微妙な距離。結局、運転手が通行止めの道路を迂回して、遠回りで何とか事務所まで辿り着いた。
そして支払いをする際になり、初めての運転手なのに値段交渉をし忘れたことに気づいた。
仕方ないので値段を尋ねたら「5万キープ」という返事。いつもより1万キープ高いけど、雨の中結構遠回りをしてしまったし、、、通常の相場としてはそのぐらいになるかと思い、言われた金額で支払った。

で翌朝、常連の運転手のおじさんに言われたのが、冒頭のひとこと。

Dsc09126_2

私が答えるまでもなく「5万キープ払っただろう?」と言ってくる。
「どうして知っているの?」なんて質問を返す暇もなく、おじさんは畳みかけてくる。
「あそこまでは4万キープなんだから、5万キープも支払ったらだめだ。
そもそも最初に値段をちゃんと聞かなきゃだめだぞ。
もし5万キープって言われたら、3万キープって言うんだ。そうしたら、だいたい4万キープになる。
それでもだめなら俺を探せ。昨日は、直ぐ近くの××っていうゲストハウスの前にいたんだ。だいたいどっちかのゲストハウスの前にいるんだ。そしたら、俺が4万で行ってやるから。とにかく、5万はダメだぞ。」
そうやって、事務所に着くまでの間、ずっとおじさんのお説教が続いた。

Dsc09127

ラオス人と話していると、時々こういうことがある。
買い物の値段を聞かれて答えると、そこは高いだとか、どこどこが安いだとか、聞いてもないことを教えてくれる。
その人には得にも損にもならないことなのに、いろいろ(勝手に)心配して、一生懸命に説明(説教?)してくれる人が少なくない。
しかし不思議と、このラオス人の「おせっかい」は、なんだか嫌な気がしないのである。

【東京事務所スタッフ:赤井】

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