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2019年9月27日 (金)

『おおきなかぶ』の魅力

ヴィエンチャン事務所の渡邉です。
先日のブログでも紹介があったように、「おおきなかぶ」はラオスの子どもたちに大人気です。

スタッフから、とっても人気なんだよ~、ラオスの子ども達はこのお話、みんな好きなんだよ~、とは聞いていたのですが、今回ヴィエンチャンの2つの学校訪問で、実際にその    人気ぶりを目撃するチャンスに出逢いました。

先ずは、ナーサンパイ小学校。

ここでは、ベテランスタッフのチャンシーが『おおきなかぶ』の絵本を手に、読み聞かせをしました。
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チャンシーは、“「ラオスのこども」で一番の読み聞かせ上手”と、スタッフから定評があります。
普段はちょっと控えめな彼女が、ひとたび語りだすと、その感情たっぷりの臨場感ある語り口に、聴き惚れてしまいます。
子ども達は、もう夢中。
お話を聞き漏らすまいと、くいいるように見つめます。
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この絵本の読み聞かせの楽しいところは、子どもたちが参加できること。
「おーい、おばあさんや!一緒に引っぱっておくれ!」
「来ておくれ、来ておくれ~」
チャンシーの呼びかけに、最初は、前に出るのを恥ずかしがっていた子どもたちも、物語が進むにつれ、私も!僕も!と、どんどん手が挙がります。

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「1(ヌーン),2(ソーン),3(サン)! うーーん!」とカブを引っ張るときのチャンシーの真剣な表情と、子ども達の楽しそうな顔(笑)。
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次は、ノーンニアン小学校。
ここでは、若手スタッフのスアイが子どもたちと一緒に劇をしました。

「あ~今日はいい天気だなぁ~。おぉ!こんなに大きなカブがあるぞ!」 
職場ではクールなスアイが、役になりきっている姿にびっくり。
おじいさん役の彼女がカブを見つけると、これから始まるお話の展開に、カブ役の男の子は笑いをこらえています。
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スアイが「イヌの次は誰に引っぱってもらうの?」と声をかけると、
観ている子どもたちが、一斉に「ネコ!」と答えます。
イヌ役の子は、ネコ役の子に、「カブを抜くの手伝って~」と呼びかけます。
「ネコの次は?」「家ネズミ!」、「次は?」「野ネズミ!」
アレッ?ネコの次はネズミが2匹も出てくるんだったっけ?
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こんな風に、状況に合わせてアレンジ出来ちゃうのも、この絵本劇の面白いところ。
きっと、何度も読んでも、何度も聴いても、何度も演じても、『おおきなかぶ』は楽しいんだろうなぁ。

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そして、そんな子どもたちの笑顔をみるのが、何よりも嬉しいのがうちのスタッフ達。
読み聞かせをする時のチャンシーの顔は、いきいきと輝いています。スアイはこの劇のために、前の晩に夜なべしてお面を作っていました。

ヴィエンチャン事務所のスタッフ一同、もっと、もっと、たくさんのラオスの子どもたちに『おおきなかぶ』の楽しさを届けられるように、願っています。
『おおきなかぶ』ラオス語版出版のために、引き続きご協力をお願いいたします。
詳しくはこちらをご覧下さい。


読み聞かせや劇の様子をもっとご覧になりたい方。以下をどうぞ。
チャンシーの読み聞かせ動画はこちら
スアイの絵本劇動画はこちら

【ヴィエンチャン事務所スタッフ:渡邉】

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年9月22日 (日)

カオプンパーティー

東京事務所の伊藤です。
先月ラオスに出張した際の出来事をレポートします!

カオプンとは、お米で作られた見た目は素麺のような、麺の一種。
ラオスには本当にたくさんの種類の麺がありますね。

お昼ごはんに、ラオス北部の県フアパン県のサムヌア地方スタイルの味付けで、カオプンを作ってくれました!
作ってくれたのは、フアパン県出身の職員スアイさん。
お料理上手で、みんなによく振る舞ってくれるそうです。

野菜と香草のミックス、
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マークピー(バナナの花)、
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麺、の順番で好きな量を丼に盛り付けます。
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この日は竹の子(中部に位置するカムアン県土産)も具材に仲間入り。
最後に、骨付き肉でだしを取ったスープを注いで完成です!
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見た目は少し辛そうですが、甘さもあるすっきりとした味のスープです。
茶色い四角いものは、血を固めて作るゼリーのようなもの。材料を聞くとドキッとしますが、意外とクセもなく慣れるとつるっと食べれます!(好みは分かれますが(笑))
美味しいラオスに出会えました♪

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「大勢で食べるとおいしいねー!」と、幸せを共有する食事風景は、ラオスならではですね^^

【東京事務所:伊藤】

2019年9月17日 (火)

図書館の可能性ー映画「ニューヨーク公共図書館」

ヴィエンチャン事務所の渡邉です。
先日、休暇で日本に一時帰国していました。
日本に滞在中に、やっておきたかったことのひとつが、この映画を観に行くこと―
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「ニューヨーク公共図書館」 

世界的に有名なニューヨークの公共図書館の舞台裏を記録したドキュメンタリー映画です。
この映画で、ニューヨークの公共図書館の日々の活動をみていると、私たちが何となく抱いている「図書館」というイメージや枠が取り払われていくのを感じます。

就職・企業支援フェア、トークライブやファッションショー、子ども達向けのイノベーションラボ・・・などなど、図書館でこんなことも出来るんだ!とワクワクします。

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(「映画「ニューヨーク公共図書館」パンフレットより)

そして知りたいこと、調べたいこと、得たい何かに対して、アクセスできる様々な配慮。
司書による専門的かつきめ細やかな電話応対や、膨大な文献や資料を、利用しやすいよう整理し、誰でもアクセスできるようアナログでもデジタルでも提供し、かゆいところに手の届く対応をしています。

また、この映画のスゴイのは、予算会議や企画会議などの幹部会議の様子までみせてしまうところ。(日本だと会社や組織の裏側を、なかなかそこまでは見せられませんよね。)
予算獲得に苦心する状況やその戦略、電子本か紙の本か、ベストセラーか推薦本か、蔵書収集をめぐる議論など、余すところなく伝えています。

ニューヨーク公共図書館は地域の人たちとっても、なくてはならない存在になっています。地域分館では、各エリアの課題やニーズに合わせた取り組みをしており、それによって人生が開けた人たちがいます。

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(「映画「ニューヨーク公共図書館」パンフレットより)

映画を観ながら、「あ~うちのヴィエンチャン事務所のスタッフ達にみせてあげたいなぁ~」「この映画を観たら、みんなどんな反応するかなぁ」と考えている自分がいました。

図書館は、本を置いてあるところ、本を読むだけのところ、ではなく、知的好奇心を刺激し、創造性を高め、そこに集う人たちが交流することで新たなモノやコトを生み出すことが出来る文化の拠点である、ということをあらためて感じました。
図書館でできることっていうのは、無限の可能性を秘めているんだなぁと。

大きな図書館だから、予算が沢山あるから出来ることも確かにありますが、小さな図書館でも、いや小さな図書館だからこそ出来ることがきっとあるはず。もしかすると、ラオスでだからこそ出来る図書館のかたちがあるかもしれません。
そんな図書館の新たな可能性を、これからヴィエンチャン事務所のスタッフ達と一緒に探っていけるといいなぁと想いをはせた映画でした。

【ヴィエンチャン事務所:渡邉】

 

2019年9月11日 (水)

ヌーン、ソーン......................まだ まだ かぶは ぬけません

ラオスで人気の『おおきなかぶ』
絵本の読み聞かせはもちろん、図書室ボランティアの子どもたちが、劇を披露してくれることも、少なくありません。
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日本の皆さんにはおなじみ福音館書店版の内田莉莎子さんの訳では「うんとこしょ、どっこいしよ」の楽しげなリズムにのせてカブを抜きますが、ラオス語版では「ヌーン(=1)」「ソーン(=2)」と掛け声をかけ、更に「ウ~~~ン!!」と、思いっきり力を込めて引っ張る動作をします。
本当に大きなカブを引っこ抜く感じですね。
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見ている子どもたちも、思わず一緒に引っ張りたくなるようです。
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何度も見聞きしている子どもたちは「おばあさんがおじいさんをひっぱって、おじいさんがかぶをひっぱって」と口にして、語り手と一緒になって物語をすすめます。何度観ても、いや何度も読んだり観たりしているからこそ、なおさら楽しい『おおきなかぶ』。

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先生手作りの冠をかぶり、誰よりも嬉しそうにカブ役演じてくれました。

A-img_5138-re_20190911015101 かわいいネズミが参加したおかげで、ようやくカブが抜けました。

読んでも観ても演っても楽しい『おおきなかぶ』
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もっとたくさんのラオスの子どもたちに『おおきなかぶ』の楽しさを届けられるように、夏募金へのご協力を是非お願いします。
詳しくはこちらをご覧下さい。
【東京事務所スタッフ:赤井】
 

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