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2020年3月18日 (水)

コロナウィルス、ラオスの状況

ヴィエンチャン事務所の渡邉です。
今、世界中で猛威をふるっているコロナウィルス。このブログを読んで下さっている皆さんも、不安で不自由な毎日を送っていらっしゃることと思います。

ラオスも例外ではありません。現在、ラオスのコロナウィルス感染者はゼロ(?)ですが、感染・感染拡大を防ぐために、様々な措置が始まっています。
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(ラオス保健省ホームページより)

私は2月末から3月半ばまで、事業の報告などで日本に一時帰国していました(残念ながら、2/29に予定していた駐在員の報告会は、コロナの影響で中止となりました)。そのためラオスに戻る際には、発熱や咳の症状があると隔離されてしまうので、日本に滞在中はいつも以上に体調管理に神経を使いました。また、帰りの飛行機のトランジット地(ベトナム)が日本からの渡航者に対して入国規制をかけたりしないかと、毎日気になっていました。

いよいよラオスに戻る当日、関西空港-ベトナム(ハノイ)便の搭乗口では、乗客1人1人に対して非接触式体温計でのチェックがありました(38度以上だと搭乗不可とのこと)。
途中、ハノイ空港でのトランジットの際には、体調に問題がないか、コロナウィルスの感染者と接触していないかなど、検疫の書類を書かされました。
関西空港-ベトナム(ハノイ)便、ベトナム(ハノイ)-ラオス(ヴィエンチャン)便ともに、客室乗務員さんは全員、マスク・手袋着用でした。
そして、ヴィエンチャンのワッタイ空港では、今回のコロナ流行で導入された赤外線サーモグラフィーで、入国者の体温をチェックしていました。
入国審査では、各カウンターにアルコール消毒のボトルが設置されていました(不思議なことにあまり使っている形跡は無かったのですが・・・)。

私は、コロナウィルス感染者との濃厚接触が無く、体調も問題ありませんでしたが、「感染国からの渡航者について,帰国後14日間は体調の『自己観察期間』」ということで2週間は在宅勤務をすることにしました。
ヴィエンチャン事務所のスタッフ達とは、通話やメールで連絡を取り合って、仕事をしています。

3月16日には、現地の「COVID19対策特別委員会」が通知を出し、「100症以上の感染が確認されている国からの入国者は、症状がなくとも,14日間『居所待機』をしなければならない」ことになりました。外出や他人との接触を避けなければなりません。
一時帰国前に冷蔵庫の食材をほぼ空にしていたので、お店や市場に買い物に行きたかったのですが、それもかないません(泣)。
ラオスの人たちからみると、日本は「コロナ感染者が沢山でている国」になってしまうので、いつも良くしてもらっていた同じアパートに住む大家さんのお母さんとちょっと顔を合わすのも気が引ける感じです。

自由に外出できない、人に会えないというのは、気持ち的にも滅入ってしまうんだなぁ~と身をもって感じました。

昨日17日には、保育園・幼稚園に引き続き、小学校もラオス正月明けの4月21日まで一時閉鎖することが、発表されました。
今週から「ラオスのこども」では、2018年にダム決壊被害のあったアッタプー県の小中学校へ、新規学校図書室の開設と既存図書室のフォローアップにスタッフが行っているため、その実施に影響が出るのではないかと気がかりです。

学校が一時閉鎖になったことにより、ラオスの子ども達にも、勉強が進まない、友達と思いっきり遊べないなど、日本の子ども達と同じようにいろいろな影響が出てくるかもしれません。

先がなかなか見えない状況ですが、こういう時こそラオス人の、何とかなるさぁ~「ボーペンニャン!」の気持ちで乗り切りたいと思います。

【ヴィエンチャン事務所:渡邉】

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