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2021年6月 8日 (火)

“コロナウィルス、ラオスの状況” その⑦

サバイディー。ラオス事務所の渡邉です。引き続きロックダウン中のヴィエンチャンよりお届けします。

日本ではようやく高齢者向けにワクチン接種が開始されましたが、ラオスでは一足早く今年の3~4月から本格的にワクチン接種が始まっています。
当初の優先対象者は、医療従事者、60歳以上の者、基礎疾患を有する者、エッセンシャルワーカー(運送分野、ゲストハウス・ホテル等のサービス業、レストラン・市場・卸売業等、金融業・銀行業、教員、電力・水道分野)、エッセンシャルトラベラー(移民労働者、留学生、ビジネスマン、外交官、国際機関、援助従事者等)でしたが、5月より外国人を含むすべての18歳以上の人に対象を拡大しています。

現在ラオスで接種できるワクチンは、世界保健機関(WHO)などが立ち上げた「COVAXファシリティー」より供与された英国オックスフォード・アストラゼネカ製と、中国政府から寄贈されたシノファーム製の2つです。
当初はどちらのワクチンにするか選択が出来ていましたが、その後、アセトラゼネカは、60歳以上、既往症のある人に限られました。
(今後、日本でも接種されているファイザー製も供給されますが、対象は60歳以上、既往症のある人に限られるようです)

接種会場は、郡病院やショッピングモールなどで実施されています。
ラオス事務所のスタッフも、私を含めほとんどのスタッフが1回目の接種を済ませました。その時の様子をご紹介します。

私が行った会場は、ビエンチャンセンターというショッピングモールです。
事前にWebサイトで、パスポートやIDカードのナンバー、携帯番号などを入力したあと、接種会場を選択し、接種時間を予約します。接種が実施されるのは平日で、予約は30分刻みで出来るようになっていました。
事前予約をせずに受けることも可能ですが、予約をしておくと、私が行った5月初旬の段階では、会場入りから出るまで、1時間以内で済みました。予約をせずにそのまま会場に来た人は、2~3時間並んで待ったようです。

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<事前予約のWebサイト>

会場では、番号札と申込用紙を渡され記入します。申込用紙は、ワクチンを受けることについての同意(署名・サイン)や、健康状態や既往症などを答えるようになっています。
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<接種会場前。番号札をもらい、申込書を用意する>

受付で申し込み用紙と、Web事前予約の確認画面を見せます。ここで、事前予約をした人と直接来た人が振り分けられ、用意された待機スペースの椅子に座って待つのですが、予約組は優先的に接種を受けられるようになっていました。
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<順番待ちの様子>

順番が来ると、次は問診ブースに進み、対面で問診を受けます。健康状態などを聴かれるのですが、問診を担当しているのが医師なのか、看護師なのか、はたまたそれ以外なのか・・・わかりませんでした。

問診を終えると、いよいよ接種ブースです。
注射は筋肉注射なのですが、私の場合ほとんど痛みがなく本当にちゃんと刺さっているのか不安になるぐらいでした。
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<スラピー所長のワクチン接種のようす(病院にて)>

接種が終わると、黄緑色の接種証明カードを渡されます。接種日、打ったワクチンの種類や、次回(2回目)の接種の予定日などが記入されています。(おそらくこのカードが今後県をまたいで移動する時などに、有効になってくるのだと思います)
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<接種証明カード>

そして、接種後にしばらく待機するブースに進み、椅子に座って20分ほど休むようになっていました。休憩している間会場では、大型スクリーンに、ワクチン接種や、感染予防対策に関するビデオが流れていました。

ワクチン接種後の副反応は、ワクチンの種類や年齢、その時の健康状態など、人によって様々なようです。私の場合は、結構副反応が強く出ました。
現在は、1回目の接種が一旦終了して、2回目の接種が始まっています(1回目の接種は後日再開する予定)。
ラオスでは、5月26日時点で、64万7千人以上が1回目接種を終えていて、18万2千人以上が2回目接種を終えています(ラオスの人口は、約701万人)。

【ラオス事務所:渡邉】

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