« “コロナウィルス、ラオスの状況” その⑦ | トップページ | 2022年ラオスのこども 引き続きどうぞよろしくお願い致します »

2021年10月20日 (水)

コロナ禍でひろがる教育格差

久しぶりの更新となってしまいました。 東京事務所の赤井です。

日本では、各地のコロナ感染者数が減少し、ようやく街の動きを取り戻してまいりましたが、残念ながら、ラオスでは感染者数の増加が止まっていません。
8月頃から、都市部を中心に市中感染が急増し、地区毎に往来を制限するなど、 厳しいロックダウンの措置を取っているものの、なかなか感染者数が減りません。10月に入り、感染者数は1日平均500人を超えています(人口700万人余りで、 医療体制も不十分なラオスにおいては大きな数値です)。
Photo_20211020205101
[移動制限の地域が色分けされた首都ヴィエンチャンの地図。一番厳しい赤ゾーンが日々増えています]

ラオスでは9月から新学年がはじまります。
教育スポーツ省は、地域の感染状況に合わせて学校を開始するように通達を出しましたが、首都ヴィエンチャンをはじめ、多くの地域で市中感染が発生していることから、ほとんどの学校が開始できていません。

都市部にある私立学校では、なんとか通信機器を整えて、オンラインの授業を実施しているそうですが、そもそも学校も家庭も充分な環境が整っているわけではなく、容易ではないとのことです。
242376313_2907999036130656_1605966136161
[教室で先生がひとりでオンライン授業。
画面上で久しぶりに先生と会えた子どもたちととても嬉しそうとのこと。
<ホアンカオ(稲穂)保育園・幼稚園・小学校FBより>]

一般の公立学校では、オンライン授業実施は難しく、スマートホンを通じて宿題を出すのがせいぜい。
低学年の子どもたちなどは、習い始めたばかりの文字や計算を復習する時間も充分でないため、忘れてしまっている例もあるそうです。

Processed-12 Processed-7
[地方の公立校のようす。子どもたちの居ない校舎は静まりかえっています。]

コロナによって、ますます教育の格差が広がっているラオスの状況に心が痛みます。
当会のラオス事務所も、今は移動制限区域に入っているため、スタッフの安全のために閉鎖していますが、再開後には、学校の図書室活動を通じて、子どもたちの学びをサポートできるように、スタッフそれぞれで準備しています。

【東京事務所スタッフ 赤井】

★「サポーター(賛助)会員入会キャンペーン」を実施しています。
 子どもたちの未来を一緒に支えていきませんか。詳しくはコチラ

« “コロナウィルス、ラオスの状況” その⑦ | トップページ | 2022年ラオスのこども 引き続きどうぞよろしくお願い致します »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« “コロナウィルス、ラオスの状況” その⑦ | トップページ | 2022年ラオスのこども 引き続きどうぞよろしくお願い致します »