1年間のインターンを終えて(後編)
インターンブログ後編です。<前編はコチラ>
本当に様々なことを経験させていただきましたが、特に印象的だったプロジェクト2つについて書かせていただきます。
①ピーマイ・パーティー
ラオス正月(4月)を祝うイベントで、2月くらいから準備が始まりました。私はイベントの広報に協力してくださるボランティアの皆さんと協力し、誰が何をいつまでにどうやるのかを明確にしながら、イベントの告知を行うという仕事を担当しました。また、コンテンツにも少し意見を出させてもらったり、当日はスタッフの伊藤さんとふたりで司会もやらせてもらいました。
苦労したことはやはりコロナ関連です。例年対面で開催し、ラオス関係者から大田区の市民の皆様まで多くの方々が足を運んでくださり、ラオス料理を楽しみにながらピーマイを祝うイベントでしたが、コロナの影響で2020年のピーマイ・パーティーは中止になっていました。私が関わり始めた2021年はどうにか対面で開催できるよう調整を続けていく形でしたが、最終的にはオンライン開催になってしまいました。しかし、オンラインでもそのメリットを活かし、ラオス事務所と中継をつなぎ、ラオス料理の実演やピーマイの様子などを見てもらうことができました。そして多くの方にご参加いただき、時間をかけて準備してきた甲斐もあり、無事パーティーが終了したときの達成感はいまでもよく覚えています。
サッカーと勉強ばかりやってきたこれまでの人生では、誰かと協力して何かを作り上げる経験というのがあまりなかったので、非常に良い経験をさせてもらいました。
②書き損じハガキ持ち寄りキャンペーン
この企画では、ラオスの公立学校に学校図書室を贈るため、そして活動の輪を広げるため、企業や学校、ライオンズクラブ、学生団体など様々な団体に協力を依頼し、それぞれの団体内で書き損じハガキの回収を呼びかけてもらうというものでした。
(キャンペーンの詳細はコチラ)
最初は企画提案書や参加申し込みフォームなどをつくる仕事を担当しました。企画始動後の主な仕事は、学校やライオンズクラブ、ロータリークラブなどにはメールや電話で、企業や学生団体などには主にメールで、企画の概要や活動の背景を説明させていただき、参加をお願いする業務でした。みなさんお忙しい中、つたない私の話を聞いて下さいました。複数の企業や学校、団体のみなさまが活動に共感して参加を表明してくださった時は非常に嬉しく、そして何よりも現地での読書推進プロジェクトの維持に微力ながら自分が貢献できたことに大きな達成感を感じました。(キャンペーンについて新聞に掲載されました→東京新聞 埼玉新聞)
(キャンペーンの報告はコチラ)
この企画全体を通して(この企画以外でもですが)、職員の伊藤さん、アドバイザーの小林さんはインターンという立場の私に非常に責任のある重要な仕事を割り振ってくださり、また私の意見なども常に聞いてくださり、他では得られない経験がたくさんできました。
もし学生などで、会でのインターンの活動内容などをもっと詳しく知りたいという方がいましたら、遠慮なくご連絡ください!自分に話せることなら、ぜひ協力したいので、メッセンジャーでDMなど貰えたらと思います。https://www.facebook.com/lao.skywlkr
そして最後に、この一年間の感謝を綴らせていただきます。
ラオスのこどもでの活動を通じて、本当にたくさんの方々に出会うことができました。
イベントの準備で一緒に仕事をさせていただいたボランティアや短期インターンの皆さん。皆さん本当に気さくに話しかけて下さり、いつも楽しく活動に励むことができました。
そして何よりも事務局の皆さんには感謝しきれません。仕事終わりのお茶会で様々なお話を聞くのをいつも楽しみにしていました。
ラオスのこどもでの活動で私と関わって下さった皆さま、本当にありがとうございました。大変お世話になりました。
私自身も国際協力の道に進みたいと考えているので、またどこかで皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
岡田龍之介