« こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界 | トップページ | ラオス旅行ブログ 【ルアンパバーン編】 »

2022年10月18日 (火)

ラオス旅行ブログ【ラオス高速鉄道編】

はじめまして。ラオスのこども東京事務所でインターンをしている矢野みなみです。

大学でラオス語を専攻して4年目、今年8月にはじめてラオスにいってきました。ラオス語専攻の友人たちと4人で、タイのバンコク→ラオスのルアンパバーン→ビエンチャンという10日間の旅行です。ラオス国内、ルアンパバーンからビエンチャンの移動は202112月に開通した中国ラオス高速鉄道に乗りました。今回はラオスというよりも、鉄道について書かせていただきます。

1_20221018115101
<ルアンパバーン駅>

■予約
中国ラオス高速鉄道は中国雲南省との国境に接するラオスのボーテンから、ラオスの首都ビエンチャンへと南北に伸びています。ルアンパバーン-ビエンチャン間は飛行機に乗ると45分約1万円、高速鉄道では2時間弱を約2000円(二等席の場合)です。飛行機のゆれが苦手な私のような学生にとってはとてもありがたいです。
開通直後は大人気でなかなかチケットが取れなかったと聞いていたので、ネットで事前に予約していきました。ルアンパバーン発の場合、なんとチケットをホテルまで届けてくれとても便利でした。

■いよいよ駅へ
定刻通りに出発すると聞いていたので余裕を持って駅へ。土砂降りの中トゥクトゥクに乗りました。チケットを見せて荷物はX線検査へ。荷物に入っていたスプレー缶を確認されました。駅構内はとても広くてきれいでした。荷物検査も待合所もなんだか空港のような印象です。 2_20221018115201
<駅構内>

■いざ出発?
さて、いよいよ乗車!したかったのですが私たちが乗る電車は雨のためかなんと1時間40分遅れて到着。駅や車内の表示、アナウンスはラオス語、中国語、英語の3か国語でした。
33-2
<3カ国語の表示と電車>

車内はとてもきれいで、私たちが買った方法では座席指定はできなかったのですが4人で横に並べてくれていました。景色は山山山。まるで中国の水墨画を見ているようでした。乗っている間、電波はほぼ通じませんでしたので音楽や映画をダウンロードしてから乗ることをおすすめします。発車してからも、おそらく雨の影響で「高速」とは言いがたいスピードで走行しており、結局2時間遅れでの到着となりました。電車の到着予定は16時でしたが「18時になります」とアナウンスが入った時には、あまりの遅延に同じ号車にいたみなさん思わず笑ってしまっていました。乗客は中国からの観光客やラオスの国内旅行客が多く、タイからの観光客もちらほらという印象でした。

 中国ラオス高速鉄道は長く愛される交通機関になるのか、中国との人と物の移動が増えることが今後どのような影響をもたらすのか、気になるところです。

【東京事務所インターン:矢野みなみ】

« こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界 | トップページ | ラオス旅行ブログ 【ルアンパバーン編】 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界 | トップページ | ラオス旅行ブログ 【ルアンパバーン編】 »