はじめてのピーマイinラオス
インターンの矢野です。
今年の4月14日から16日はピーマイラオ(ラオス正月)ということで、この期間に合わせて遊びに行ってきました。今回はビエンチャンとルアンパバーンでそれぞれ3日間過ごしました。
ビエンチャンで過ごした11日から13日はまだピーマイではないものの、お店はお休みに入っているところもあり、店の前や家の前にテーブルと椅子を出して宴会をしているところが多くありました。ローカルなお店にご飯を食べに行くと、営業していてもメニューが1種類しかなかったりとお休みモードでした。
14日の夕方の飛行機でルアンパバーンに向か う予定でしたので、午前中はお寺に行きました。水の入ったバケツを買って、仏像に、いい匂いのする油を入れたマリーゴールドの花びらを浮かべた水をかけていきます。これもピーマイ特有のイベントです。そっとかけ流すようにするのかと想像していましたが、思ったよりもパシャパシャと水をかけていきます。
お寺からの帰りに車で走っていると、道路沿いの家の前で待ち受けていた子どもたちにフロントガラスに水をかけられました。いよいよピーマイという感じです。
ルアンパバーンで過ごした14-16日の3日間はピーマイの本番で、こういった水かけがいたるところで行われていました。バケツ、水鉄砲、ホースで容赦なくかけてきます。トゥクトゥクに乗っていれば、道で待ち構えていた人たちや、すれ違いのトラックの上から水を柵の中に勢いよくかけられ、荷物がびしょびしょになってしまった人もいました。ピーマイ期間、大切な荷物のある移動は車が必須です。警察やお坊さんもびしょぬれで歩いていました。
ただ、かけ方にもマナー的なものはあるらしく、頭から水をかけられたり、顔にかかることはありませんでした。バイクや車にかけるときも、危ないので一度スピードを落とさせてから思いっきり水をかけていました。
また、水をかけるほかにも、ベビーパウダーを頬に(ときには頭にも)つけたり、口紅で頬に模様を描いてくる人もいました。歩いていると、知らない人たちが泡のゾーンにも連れて行ってくれました。
ルアンパバーン名物のピーマイパレードも見ました。各民族の衣装を着た団体が順におパフォーマンスをしながら歩いてきたり、子どもたちの集団もあったり。なんといっても水牛のみこしに乗ったミスルアンパバーンが目玉です。国中が盛り上がるこの期間にラオスに行くことができてよかったです。
水かけはありませんが、ラオスをまるごと楽しむイベント「ラオスフェスティバル2023」が5月27日28日に開催されます。「ラオスのこども」も参加しますので、是非遊びにきてください。
【インターン 矢野みなみ】