インターンラオス滞在記② ラオスのローカル道路交通事情
ラオス事務所でインターン中の矢野です。
今日は、ラオスのローカル道路交通事情についてご紹介します。
ラオスでの移動手段と言ったら、旅行者にとってはトゥクトゥクのイメージが強いかもしれませんが、地元民は主にバイクか車で移動します。ラオスは左ハンドル右側通行で、サークル交差点が点在します。
彼らは恐ろしいことに、ノーヘルメット、半袖半ズボン、つっかけサンダルでバイクを運転します。日焼けが嫌という理由で女性は運転前に長袖を羽織ることが多いですが、男性は肌を露出したままの人が多いです。ところが、空気が汚いのが気になるということで、マスクは着用する人が多いのが面白いですね。そのような状態のラオスではやはり交通事故が多く、どこまで本当かわかりませんがラオス人の死亡原因の一番なのではと言う人もいました。
ちなみに、ヘルメットをかぶらずに2人乗りをしたり、免許を持っていないときに警察に見つかると、さすがのラオスでも罰金を科せられます(「免許を持っていない」というのは日本人のような一時的な免許不携帯ではなく、そもそも取得していない人が多いです)。警察とのやり取りでもうまくやれば見逃してくれるとかどうとか、、、。ただ時間もお金もとられてしまうのが嫌なので、ラオス人はどの道に警察がいるかを熟知しており、危ういときは上手にその道を避けます。(ときどきヘルメットなしで二人乗りしている警察も見かけますよ)
今回ラオスで初めてバスに乗りました。あまり本数は多くないのですが、うまく使えば格安で移動することができます。値段は路線により変わるのですが、例えばタラートサオからパトゥーサイまで6,000kipで行くことができました。
(Lao-BusNavi)
(バスの時刻表)
そしてなんと、バスの現在地がこちらからリアルタイムで確認できます。ただし時刻表はラオス人もよくわかっていなかったのでバス停で確認してみてください。もしなかなかバスが来なくても、バス停で待っていれば循環している乗り合いトラックがきたりします。少し値段は上がりますが。
お隣のベトナムではヘルメット着用が徹底されていろいろなデザインのヘルメットが町中で売っていたり、タイでは鉄道網が発展していたりというのを見ると、今後ラオスの交通がどのように変化していくのか楽しみです。
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